Slack Workspace Appsのプレビューが終了

Slack

Workspace apps Developer preview

従来の Slack Bot に新たな権限と機能を提供する「Workspace Apps」のプレビューが終了した。
このプレビューでは、Workspace トークンというのが発行され、以下のような機能が実装できた。

  • 使用目的に応じたパーミッション(スコープ)の動的な変更
  • ユーザー操作(リマインダーなど)の制御、ユーザー情報を用いた Web API での投稿
  • リフレッシュトークン

これにより、モダンというか、今までできなかったんかいというような Slack Bot の開発が可能になっていた。

フィードバックを受け、もう少しシンプルに使いたいよねということから、
Workspace Apps は廃止し、既存の bot にこれらの機能を提供していくとある。
また、登録していた App は 2019 年 10 月 10 日まで使用できるとのこと。
An Update on Workspace Apps – Slack Platform Blog – Medium

(普通のアプリとの違い)

  • トークンが「xoxa-」から始まっていた
  • OAuth & Permissions に Token Expiration の欄があり、1 時間ごとに新たなアクセストークンを発行できた
  • Distribution にリフレッシュトークンの設定が追加された
  • スコープの項目が変更され、conversations(公開/非公開チャンネル、DM をまとめられるもの)のスコープが設定できた
  • 左カラムから Incoming Webhooks の項目がなくなっていた
  • Bot User の設定ができなかった
  • chat.postMesasge メソッドで as_user: false が使えなかった